• "福祉対策"(/)
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  1. 高岡市議会 1994-12-04
    平成6年12月定例会(第4日目) 本文


    取得元: 高岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-22
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 開議 午後1時02分   ────────────・─────────────・────────────               開             議 ◯議長(柳清利勝君) これより、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程(第4号)のとおりでございます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議  題  の  宣  告 2 ◯議長(柳清利勝君) 日程第1 議案第 101号から議案第 112号まで及び議案第 114号から議案第 118号まで並びに請願第23号及び請願第24号を議題といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               委  員  長  報  告 3 ◯議長(柳清利勝君) 過日の本会議におきまして、各常任委員会に付託いたしました案件につきましては、それぞれ慎重に審査をいただき、その結論を見出しております。  これより、各常任委員会の審査結果並びに経過につきまして、委員長の報告を求めます。  まず、民生病院常任委員長 松井喜一君より報告をお願いいたします。       〔民生病院常任委員長松井喜一君)登壇〕 4 ◯民生病院常任委員長松井喜一君) 今次12月定例会におきまして、民生病院常任委員会に付託されました議案の審査結果並びに経過について、御報告申し上げます。  本委員会に付託されましたのは、  議案第 101号 平成6年度高岡市一般会計補正予算(第3号)のうち本委員会所管分  議案第 102号 平成6年度高岡市国民健康保険事業会計補正予算(第3号)  議案第 105号 平成6年度高岡市高岡市民病院事業会計補正予算(第2号)  議案第 114号 工事請負契約の締結について
            (高岡市市民総合福祉センター(仮称)新築工事)  議案第 115号 工事請負契約の締結について         (高岡市市民総合福祉センター(仮称)新築電気設備工事)  議案第 116号 工事請負契約の締結について         (高岡市市民総合福祉センター(仮称)新築給排水衛生設備工事) 及び  議案第 117号 工事請負契約の締結について         (高岡市市民総合福祉センター(仮称)新築空気調和設備工事) の以上、予算議案3件、その他議案4件の計7件であります。  審査の結果、全会一致で、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  以下、審査の過程における主な質疑等について申し上げます。  まず、一般会計補正予算に関して、  たんぽぽ苑外壁改修に係る調査費が計上されているが、整備スケジュールをどのように立てているのかとの質疑に対し、今回の補正で、調査費として 150万円の委託料を組んだ。改修の度合いなどを専門家に調査を依頼し、その結果に基づき県とも協議し、今後検討していきたいとの答弁があり、  また、生活保護費の扶助費が 3,890万円余り増額されているが、増額となった理由は何かとの質疑に対し、生活保護人員数はここ数年減少傾向にあり、当初予算を編成したが、上半期の生活保護入院患者数が予想よりも多く、医療扶助の増額が必要となったものであるとの答弁がありました。  また、市民総合福祉センターに係る工事請負契約の締結に関し、  市民総合福祉センターは、本市の福祉の拠点・中心施設として大いに期待するが、社会福祉協議会や各在宅支援センター等とのネットワークシステムが重要だと思う。情報システムはどこまで計画ができているのかとの質疑に対し、市民総合福祉センター福祉情報システムの一環として考えており、平成5・6年度で厚生省のプラン80事業の中で委員会を設置し、コンサルタントや中央の委員からの意見を聞きながら、現在、計画を詰めているところであるとの答弁がありました。  また、市民総合福祉センター内に、福祉の総合相談窓口を設けてはどうかと提案したが、どのように対応するのかとの質疑に対し、福祉に関する専門職員を相談員として配置するなど、市民の福祉ニーズに対応するとともに、ノーマライゼーションの理念の普及と住民参加による地域福祉活動を支援していきたいとの答弁がありました。  以上をもちまして、民生病院常任委員会の審査結果並びに経過の報告といたします。 5 ◯議長(柳清利勝君) 民生病院常任委員長 松井喜一君の報告が終わりました。  次に、経済消防常任委員長 石田義雄君より報告をお願いいたします。       〔経済消防常任委員長石田義雄君)登壇〕 6 ◯経済消防常任委員長石田義雄君) 今次12月定例会において、経済消防常任委員会に付託されました議案の審査経過並びに結果について、御報告申し上げます。  本委員会に付託されましたのは、  議案第 101号 平成6年度高岡市一般会計補正予算(第3号)のうち本員会所管分  議案第 104号 平成6年度高岡市工業団地造成事業会計補正予算(第1号)  議案第 112号 高岡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例 の予算議案2件、条例議案1件の計3件であります。  審査の結果、これら3件については、いずれも全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以下、審査の過程における主な質疑等について申し上げます。  まず、一般会計補正予算に関して、  今夏の干ばつに対して、水田等渇水特別対策事業として、渇水被害集落における被害拡大防止のための水利調整に要した経費や地割れや亀裂の発生した水田の漏水防止のための助成額が計上されているが、何団体に対し補助するのか。また、補正予算の額は適切なのか。さらに、高品質農業有機物活用事業には、助成基準及び適用範囲はあるのかとの質疑に対し、渇水対策集落推進事業として、11集落、1土地改良区、1生産組合計13団体に助成するものである。助役をトップとした高岡市農産物渇水対策連絡調整会議を8月に開催し、現地調査を踏まえて助成額を積算したもので、水田面積により1集落当たり2万円から15万円の範囲で助成するものである。圃場保水力確保対策事業として、地割れ状態が甚だしい水田に1万 2,400円の3分の1、また、亀裂の発生した水田に 7,200円の3分の1をそれぞれ助成を行うものである。また、高品質農業有機物活用事業については、ソフト事業の推進費で、勝木原牧場から出てくる堆肥を石堤地区の水田へ散布していることに対し、県事業として経費の3分の1の助成がされているとの答弁がありました。  また、高岡大仏横観光駐車場整備費が今回増額補正されているが、当初の積算に見込み違いがあったのか。また、この場所には何台の駐車が可能なのかとの質疑に対し、当初予算では、調査費等を含め 1,153万 7,000円を計上しており、補正額 547万円を合わせ 1,700万 7,000円となる。移転対象物件の調査を委託した結果、耐火構造建設物のAランクの物件であるため、残存年数があと27年余りあるので価格が高くなり、今回の補正となった。また、駐車台数は4台であるとの答弁がありました。  また、中田地区において、企業に派遣されている外国人研修生がいるが、公的機関を通じての技術研修生と企業独自での研修生との違いはあるのかとの質疑に対して、技術研修生については、富山県商工会連合会が窓口となり、中田商工会で受け入れ、企業に派遣している。県下では、約 100人おり、中田には2人派遣されている。1人当たり7万円の助成をしている。一般的には技術研修生と就労目的の労働者がいるが、研修生は、法により商工会やポリテクセンターにおいて、日本語や生活習慣等を学習するとともに、企業では、製造知識生産管理など技術の基礎訓練をカリキュラムに基づいて勉強をし、帰国後は、技術指導のリーダーとなる。このことから、企業と雇用契約している労働者とは違うものであるとの答弁がありました。  また、新たに製造をしている消防艇「やまと」の保険期間は何年なのかとの質疑に対し、保険期間は1年であり、製造費約3億円に対する保険料である。竣工式は来年の3月20日ごろに行いたいとの答弁がありました。  以上、経済消防常任委員会の審査結果並びに経過の報告といたします。 7 ◯議長(柳清利勝君) 経済消防常任委員長 石田義雄君の報告が終わりました。  次に、建設水道常任委員長 藤田大了君より報告をお願いいたします。       〔建設水道常任委員長(藤田大了君)登壇〕 8 ◯建設水道常任委員長(藤田大了君) 今次12月定例会において、建設水道常任委員会に付託されました議案の審査経過の概要並びに結果について、御報告申し上げます。  本委員会に付託されましたのは、  議案第 101号 平成6年度高岡市一般会計補正予算(第3号)のうち本委員会所管分  議案第 103号 平成6年度高岡市下水道事業会計補正予算(第3号)  議案第 106号 平成6年度高岡市水道事業会計補正予算(第2号)  議案第 107号 平成6年度高岡市工業用水道事業会計補正予算(第1号)  議案第 110号 高岡都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例          附則「附属機関に関する条例の一部改正」  議案第 118号 市道路線の認定について  以上、予算議案4件、条例議案1件、その他議案1件の計6件であります。  審査の結果、これら6件については、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、審査の過程における主な質疑について申し上げます。  まず、予算議案一般会計に関して、  おとぎの森館建設事業が、債務負担行為として補正されているが、財政的にこのようなことをしなければならない理由は何かとの質疑に対し、現在、おとぎの森館の実施設計を進めており、その完成が平成7年2月ごろとなる。その後、工事を発注することとなるが、金額が大きいので議決案件となり、来年6月定例会での提案では、工事着手が7月となり大変おくれてしまう。したがって、今回の措置は、緑化フェアに間に合わせるための特別なものであり、来年3月定例会で案件が可決されたならば、すぐに4月から工事に着手するためのものであるとの答弁があり、  また、下水道事業会計に関して  管渠事業で3億円、特定環境保全公共下水道事業で 1,000万円の債務負担行為が設定されているが、このような措置を行う理由は何かとの質疑に対し、それぞれの事業に債務負担行為を設定したのは、年間を通して計画的に事業を進めていくことや、先行事業として用水のつけかえ工事などを行うために必要な措置をとるためのものであるとの答弁がありました。  また、水道事業会計に関し、  境川ダムの出資金が補正されているが、どのように変更されたのかとの質疑に対し、平成6年度から16年度までの出資金として、概算で2億 4,908万 7,000円だったものが、このたび確定して2億 3,895万 4,000円に変更決定されことに伴い、今年度の出資金を減額補正したものであるとの答弁がありました。  以上をもちまして、建設水道常任委員会の審査結果並びに経過についての報告といたします。 9 ◯議長(柳清利勝君) 建設水道常任委員長 藤田大了君の報告が終わりました。  次に、総務文教常任委員長 磨伊義広君より報告をお願いいたします。       〔総務文教常任委員長磨伊義広君)登壇〕 10 ◯総務文教常任委員長磨伊義広君) 今次12月定例会において、総務文教常任委員会に付託されました議案及び請願の審査結果並びに経過の概要について、御報告申し上げます。  まず初めに、議案について申し上げます。  本委員会に付託されましたのは、  議案第 101号 平成6年度高岡市一般会計補正予算(第3号)のうち本委員会所管分  議案第 108号 高岡市選挙公報の発行に関する条例及び高岡市議会議員及び高岡市長の選挙に         おける選挙運動公費負担に関する条例の一部を改正する条例  議案第 109号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例  議案第 111号 高岡市民会館条例の一部を改正する条例  以上、予算議案1件、条例議案3件の計4件であります。  審査の結果、全会一致で、これら4件は、いずれも原案のとおり可決すべきものといたしました。  以下、審査過程における主なる質疑について申し上げます。  まず、補正予算に関し、  総合計画第7次事業計画の策定に当たって、高岡市都市ビジョンアドバイザー会議を開催し、広く意見を求めるための総合計画策定費が計上されているが、都市ビジョンアドバイザー会議の委員の構成と委員の中には市民の参画はあるのかとの質疑に対し、高岡市都市ビジョンアドバイザー会議は、市外在住の方の、いわば外からの目で本市の現状と課題を客観的に見てもらい、総合計画にその意見・提言を反映させるため設置したもので、都市計画の専門家や本市出身の知識経験者で構成されている。今回も前回同様5名程度の委員で構成していきたいと考えており、現在委員の選出を急いでいるところである。また、都市ビジョンアドバイザー会議の設置趣旨からして、市民の方の参画は予定していないとの答弁があり、  また、スポーツ振興事業費の補正がなされているが、今回増額補正となった理由とスポーツ大会派遣激励金開催補助金補助基準はあるのかとの質疑に対し、当初見込みより全国大会等への出場選手がふえたことにより、今回不足分の派遣激励金を補正した。また、市民のスポーツの振興と競技力の向上を図るため、スポーツ振興補助金等の交付についての要綱を定めており、この要綱におけるスポーツ大会国民体育大会及び全国的規模の大会、北信越国民体育大会など北信越規模以上と規定しているとの答弁がありました。  次に、条例議案に関する質疑として、  人事院勧告に基づき期末手当の率が 0.1カ月分引き下げられるが、議員報酬期末手当の率の引き下げについては条例の改正は必要ないのかとの質疑に対し、議員報酬期末手当については、高岡市報酬及び費用弁償条例の第2条において「議会議員に対しては、職員の給与に関する条例の適用を受ける職員の例により期末手当を支給する」との規定があり、一般職に適用される条例改正を行えば当該条例の改正の必要はないとの答弁があり、  また、市民会館において、舞台道具の新規購入並びに音響器具の機能更新を図ったことに伴い、使用料の改定が行われるが、改定に当たって他施設の使用料との均衡を図っているのかとの質疑に対し、舞台道具音響器具の使用料の改定に当たっては、県内他施設の使用料を参考とし設定した。高岡文化ホールと比較して舞台道具は同額であり、音響器具は10%程度低い金額となっているとの答弁がありました。  続いて、請願2件について申し上げます。  まず、請願第23号から申し上げます。  請願第23号 消費税廃止食料品非課税即時実施意見書採択について  この請願は、1、消費税は廃止すること、2、当面、消費税の食料品非課税を直ちに実施することを内容とする意見書の提出を求めるものであり、起立採決の結果、反対多数で不採択とすべきものと決しました。  なお、審査過程での意見として、  この請願に反対の立場から、  今回の税制改革は、福祉・行革・税制の三位一体の総合的な改革の一環であり、少子・高齢化社会を迎えての国民負担の増大に対し、所得税に偏りがちな課税バランスを、社会の構成員が広く負担を分かち合えるように改め、活力ある福祉社会の実現を目指すために行われたものと理解している。今回の改正はあくまで緊急是正であり、今後とも税制改革については、不公平税制の是正等について論議を深めていくべきだと考えている。したがって、この請願は不採択とせざるを得ないとの意見があり、  同じく反対の立場から、  これまで消費税については、反対の立場をとってきた。しかしながら、状況の変化やこれまでの税制改革の論議で、高齢化社会の進展に伴って社会保障費用が増加するのは避けて通れず、その財源確保のため、所得・資産・消費のバランスのとれた税体系を構築することが不可欠であることから、国会等の場において種々議論され、税制改革関連法案が成立を見たものでやむを得ないものと考えており、この請願については不採択とせざるを得ないという意見がありました。  一方、賛成の立場から、  まず、消費税の食料品非課税や増税を行うことは公約違反のそしりを免れず、議会制民主主義の根幹を揺るがすものである。また、今回の消費税増税を柱とした税制改革によって圧倒的多数の世帯は、減税どころか現在よりも実質的に負担増となり、国民大多数に増税を押しつけるものである。しかも、税制改革関連法案には税率の見直し規定が盛り込まれており、将来的に税率が引き上げられる可能性を含んだ内容となっていることや、大企業優遇税制を温存するなど不公平税制の是正に対する何ら実効ある具体策が示されておらず問題がある。さらに、消費税率のうち1%の地方消費税の創設は、地方自治に逆行するものであり、従来の消費譲与税と何ら変わるものでない。また、各種世論調査においても、依然として消費税の廃止を求める声が多いなどからいって、消費税は廃止するほかなく、この請願には賛成するとの意見があったのであります。  次に、請願第24号 核兵器全面禁止廃絶国際条約の締結を求める意見書採択について申し上げます。  この請願は、核兵器の使用、実験、開発、生産、配備、貯蔵の一切を禁止する核兵器全面禁止廃絶国際条約の締結を求める意見書の採択を求めるものであり、審査の結果、閉会中の継続審査とすべきものと決しました。  なお、審査過程において、  本請願の趣旨には賛成するものであるが、この種、意見書の提出を求める請願については、意見書案の提出権は議員に専属しており、請願の紹介議員議会運営委員会で決定した提出期限までに意見書案提出要件を満たすべく積極的に議員・会派間の調整を図ってほしいとの意見がありました。  また、核兵器廃絶の声は国内外で年ごとに広がっている中で、核兵器全面禁止・廃絶の署名運動が世界的に進められており、世界の 160カ国で1億以上、日本では 4,600万、そして高岡市においても12月15日現在で4万 7,000人以上もの賛同が寄せられている。また、既に福井県議会をはじめ多くの自治体において国際条約の締結・促進の決議・意見書が採択されていることからも、本請願について各委員の賛同を得たいとの意見があり、  また、核兵器を廃絶し、世界の恒久平和を実現することは、人類共通の願いである。世界で唯一の被爆国として悲惨な体験を有する日本国民は、核兵器の完全禁止を切実に願っている。このようなことから、本市においても「平和都市宣言」をし、核兵器の廃絶を訴えるとともに、平和を守る行政を進めてきていることからも、請願の趣旨には賛同する。しかしながら、意見書案の内容等を次期定例会まで各会派間で十分調整し、議会の総意をもって提出すべきであると考えており、閉会中の継続審査としてはどうかとの動議が提出されたのであります。この動議を諮りましたところ、賛成多数で可決されたのであります。  以上をもちまして、総務文教常任委員会の審査結果並びに経過の報告といたします。 11 ◯議長(柳清利勝君) 総務文教常任委員長 磨伊義広君の報告が終わりました。  以上をもちまして、各常任委員会の審査結果並びに経過についての報告が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               質             疑 12 ◯議長(柳清利勝君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  別段ないようでございますので、これで質疑を終結いたします。
      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               討             論 13 ◯議長(柳清利勝君) 次に、討論に入ります。  通告がございますので、発言を許します。26番 土谷 昭君。       〔26番(土谷 昭君)登壇〕 14 ◯26番(土谷 昭君) 私は、請願第23号 消費税廃止食料品非課税即時実施意見書採択について、賛成の立場から討論をいたすものであります。  さきの第 131国会において、数々の重大な悪法が村山内閣のもとで成立させられたのであります。背景には、政策的に違いのない新旧連立勢力が国会の9割以上を占めるという総自民党化により、自民党単独政権時代以上に悪法がスピード通過する状況があります。とりわけ、消費税増税年金法改悪ガット合意協定という国民生活を直撃する3つの悪法は、まともな審議も行わない異状な国会運営のもとで強行されたのであります。以下、消費税増税問題について、5点にわたって指摘をいたすものであります。  第1の問題点は、公約違反であります。そもそも政党の公約は、国民主権、議会制民主主義の根幹をなすものであります。与党の自民、社会、さきがけをはじめ旧連立勢力も、昨年7月の総選挙で消費税引き上げ公約をした党は一つもなく、消費税の食料品非課税を実施することを各党は公約していたのであります。  1998年暮れ、消費税率成立をめぐって、最終段階の攻防をしていたとき、社会党は我が党とともに牛歩戦術を闘い、また、5年前に消費税廃止法案を参議院に提出していたのでありますが、態度を 180度変え、その社会党が首班の村山内閣は消費税引き上げを最初に行い、歯どめなき大増税の道を切り開いた内閣として、歴史的に重大な汚点を記したのであります。  第2の問題点は、国民大多数に大増税を押しつける悪法であります。消費税5%で、サラリーマンの9割に及ぶ年収 800万円以下の圧倒的多数の世帯が差し引き増税となります。政府は、高齢化社会対策だと言いますが、税率5%へのアップによる税収増4兆 8,000億円のうち、新ゴールドプランに回されるのは国費 1,500億円、3.1 %、国と地方を合わせても 6.2%に過ぎず、しかも消費税の逆進性によって最もしわ寄せを受けるのは高齢者なのであります。  第3の問題点は、2年後の見直し条項であります。この見直しなるものの本質は、歳入歳出の抜本的見直しの具体的計画は棚上げをし、逆に自衛隊の海外派遣などの、いわゆる国際貢献や対米公約に基づく公共投資 200兆円増計画など、財政需要の新たな増大要因が打ち出されているため、結局、最終的には6%にも7%にもなる消費税を国民に押しつけるトリックにほかならないのであります。まさにこれは歯どめなき大増税に道を開くものであります。  第4の問題点は、地方消費税が真の地方自治に逆行するものであります。地方消費税の創設は、消費税の害悪をそのまま地方へ持ち込むものであります。当分の間、国が徴収することとされています。この実態は、現在の消費譲与税と何ら変わりません。真の自主財源、地方独立税とは無縁なものであります。  第5の問題点は、国・地方の歳出のむだをなくし、大企業優遇の不公平税制の是正が全くされておらず、その方向さえ示されていないのであります。政府がゼネコンの談合などにメスを入れ、公共事業費のむだをなくせば4兆円程度の財源は確保できるのであります。軍事費の大幅削減、大企業優遇の不公平税制の是正など、本格的に取り組めば、大いに財源は確保でき、そうすれば消費税率のアップが不要となるばかりか、消費税そのものを廃止できるのであります。  消費税増税に反対する国民の声は、法案成立後も以前よりふえています。12月13日付の毎日新聞の世論調査では70%、また同じく12月13日付の産経新聞の世論調査でも71%が反対となっています。公約違反の態度に対する怒りとともに、「消費税なくせ」の声が全国に大きく広がっています。日本共産党はこの圧倒的多数の国民の皆さんとともに、2年4カ月後の税率アップ阻止、さらに消費税廃止を目指して引き続き意気高く闘うことを表明して、私の賛成討論といたします。 15 ◯議長(柳清利勝君) 以上で、討論を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               採             決 16 ◯議長(柳清利勝君) これより、議案の採決を行います。  まず、  議案第 101号 平成6年度高岡市一般会計補正予算(第3号) から  議案第 112号 高岡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例 まで 及び  議案第 114号 工事請負契約の締結について         (高岡市市民総合福祉センター(仮称)新築工事) から  議案第 118号 市道路線の認定について までの  以上17件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 17 ◯議長(柳清利勝君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第 101号から議案第 112号まで及び議案第 114号から議案第 118号までの17件は、いずれも委員長の報告のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────── 18 ◯議長(柳清利勝君) 次に、請願の採決を行います。  まず、  請願第23号 消費税廃止食料品非課税即時実施意見書採択について を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、不採択であります。  本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。       〔賛 成 者 起 立〕 19 ◯議長(柳清利勝君) 起立多数であります。  よって、請願第23号は、委員長の報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。   ─────────────────────────────────────── 20 ◯議長(柳清利勝君) 次に、  請願第24号 核兵器全面禁止廃絶国際条約の締結を求める意見書採択について を採決いたします。  本件に対しては、委員長から、閉会中の継続審査の申し出がなされております。  本件は、委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 21 ◯議長(柳清利勝君) 御異議なしと認めます。  よって、請願第24号は、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議  題  の  宣  告 22 ◯議長(柳清利勝君) 次に、日程第2 議案第 113号を議題といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               除             斥 23 ◯議長(柳清利勝君) 地方自治法第 117条の規定により、25番 室田正弘君の退席を求めます。       〔室田正弘君退席〕   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               委  員  長  報  告 24 ◯議長(柳清利勝君) 本案に関する委員会の審査結果並びに経過につきまして、委員長の報告を求めます。  建設水道常任委員長 藤田大了君より報告をお願いいたします。       〔建設水道常任委員長(藤田大了君)登壇〕 25 ◯建設水道常任委員長(藤田大了君) 今次12月定例会において、建設水道常任委員会に付託されました議案の審査経過の概要並びに結果について、御報告申し上げます。  本委員会に付託されましたのは、  議案第 113号 工事請負契約の締結について         (平成6・7年度立野市営住宅建替工事(第1期)) であります。  これは、立野市営住宅の老朽化に伴い、第1期工事として第2種住宅48戸、24戸建て2棟を建てかえ工事するもので、完工予定は平成7年10月31日であります。  審査の結果、議案第 113号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上をもちまして、建設水道常任委員会の審査結果並びに経過についての報告といたします。 26 ◯議長(柳清利勝君) 建設水道常任委員長 藤田大了君の報告が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               質             疑 27 ◯議長(柳清利勝君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  別段ないようでございますので、これで質疑を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               討             論 28 ◯議長(柳清利勝君) 次に、討論に入ります。  通告がございませんので、これで討論を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               採             決 29 ◯議長(柳清利勝君) これより、採決を行います。  議案第 113号 工事請負契約の締結について         (平成6・7年度立野市営住宅建替工事(第1期)) 30 ◯議長(柳清利勝君) 本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 31 ◯議長(柳清利勝君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第 113号は、委員長の報告のとおり可決されました。  室田正弘君の入場を認めます。       〔室田正弘君入場〕   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               追 加 議 案 の 上 程 32 ◯議長(柳清利勝君) 日程第3 議案第 119号及び議案第 120号を議題といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               提 案 理 由 の 説 明 33 ◯議長(柳清利勝君) 市長 佐藤孝志君より、提案理由の説明を求めます。       〔市長(佐藤孝志君)登壇〕 34 ◯市長(佐藤孝志君) 本日、追加提出いたしました議案2件について、御説明申し上げたいと存じます。  議案第 119号 高岡市市税賦課徴収条例の一部を改正する条例は、活力ある豊かな福祉社会の実現を目指す視点に立った今次の税制改革の一環として、地方税法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、本市条例を改正するものでありまして、その主な内容としては、中堅所得者層を中心とした税負担の累増感を緩和するため、個人市民税について税率適用区分の見直し及び特別措置としての定率減税を行うものであります。  次に、議案第 120号は、固定資産評価審査委員会の委員の選任について同意を求める件でありまして、河村榮吉氏の任期が来る10月23日で満了いたしますことから、新たに若杉賢二氏を選任いたしたいと存ずるものであります。
     何とぞ、慎重御審議の上、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げる次第でございます。 35 ◯議長(柳清利勝君) 市長 佐藤孝志君の提案理由の説明が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               委 員 会 付 託 の 省 略 36 ◯議長(柳清利勝君) ただいま議題となっております議案第 120号は、人事案件でございますので、直ちに採決いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 37 ◯議長(柳清利勝君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第 120号は、直ちに採決することに決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               採             決 38 ◯議長(柳清利勝君) これより、採決を行います。  議案第 120号 固定資産評価審査委員会の委員の選任について同意を求める件  これは、若杉賢二君に係るものであります。  本案につきましては、同意することに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 39 ◯議長(柳清利勝君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第 120号は、これに同意することに決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               質             疑 40 ◯議長(柳清利勝君) 次に、議案第 119号に対する質疑に入ります。  通告がございませんので、これで質疑を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議 案 の 委 員 会 付 託 41 ◯議長(柳清利勝君) ただいま議題となっております議案第 119号につきましては、お手元に配付してあります議案審査付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 42 ◯議長(柳清利勝君) この際、付託議案の審査のため、しばらく休憩いたします。               休             憩   ────────────・─────────────・────────────                                 休憩 午後1時52分                                 再開 午後2時11分   ────────────・─────────────・────────────               再             開 43 ◯議長(柳清利勝君) 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議  題  の  宣  告 44 ◯議長(柳清利勝君) 議案第 119号を議題といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               委  員  長  報  告 45 ◯議長(柳清利勝君) 本案につきましては、休憩中に開催されました常任委員会で審査が行われましたので、その審査結果及び経過につきまして、委員長の報告を求めます。  総務文教常任委員長 磨伊義広君より報告をお願いいたします。       〔総務文教常任委員長磨伊義広君)登壇〕 46 ◯総務文教常任委員長磨伊義広君) 休憩中に開催いたしました総務文教常任委員会の審査結果について、御報告申し上げます。  本委員会に付託されましたのは、  議案第 119号 高岡市市税賦課徴収条例の一部を改正する条例 の条例議案1件であります。  これは、税制改革関連法案の成立に伴い、地方税法等の一部を改正する法律が公布されたことにより、本市の市税賦課徴収条例の一部を改正するものであります。  審査の結果、全会一致で原案のとおり、可決すべきものといたしました。  以上、まことに簡単でございますが、総務文教常任委員会の審査結果の報告といたします。 47 ◯議長(柳清利勝君) 総務文教常任委員長 磨伊義広君の報告が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               質             疑 48 ◯議長(柳清利勝君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  別段ないようでございますので、これで質疑を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               討             論 49 ◯議長(柳清利勝君) 次に、討論に入ります。  通告がございませんので、これで討論を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               採             決 50 ◯議長(柳清利勝君) これより、議案の採決を行います。  議案第 119号 高岡市市税賦課徴収条例の一部を改正する条例 について採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 51 ◯議長(柳清利勝君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第 119号は、委員長の報告のとおり可決されました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議員提出議案の上程 52 ◯議長(柳清利勝君) 次に、日程第4 議員提出議案第9号を議題といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               提 案 理 由 の 説 明 53 ◯議長(柳清利勝君) 議員提出議案第9号 道路整備促進に関する意見書について 山沼成敏君より、提案理由の説明を求めます。       〔5番(山沼成敏君)登壇〕 54 ◯5番(山沼成敏君) 提出者を代表いたしまして、議員提出議案第9号の提案理由の説明を案文の朗読をもってかえさせていただきます。                道路整備促進に関する意見書  道路は、生活を支える最も基本的な社会資本であり、また、21世紀に向けて、国土の均衡ある発展と日本中央横断軸など多様な地域間の連携と交流が確保された多極分散型国土の形成を通じ、活力とゆとりある地域社会を実現するために、欠くことのできない重要な基盤施設である。  このため、道路交通機能の確保はもとより、住みよいまちづくり、地域づくりのかなめとして、さらには、高齢化社会を目前にして、今こそ人間中心の道づくりを目指し、市町村道から地域高規格道路・高規格幹線道路に至る体系的な道路網により、農山村地域の活性化を支援する道路の整備を積極的に推進すべきである。  とりわけ、本市においては、都市基盤の根幹となる道路整備のおくれにより、至るところで交通混雑を招いているため、その整備を求める市民の声は切実なものがある。  そのため、多極分散型国土の形成の基盤となる能越自動車道の整備をはじめ、日常生活に密接に関係する渋滞解消のためのバイパス・環状道路の整備が必要である。  よって、政府におかれては、道路整備の重要性を深く認識され、次の措置を講ずるよう強く要望する。                      記  1 道路は、最も基本的な社会基盤であり、地域の活性化を促すとともに、日常生活を支える   生活関連施設であることから、平成7年度予算において道路整備予算の大幅な拡大確保を図   ること。  2 第11次道路整備5カ年計画を着実に推進するため、道路特定財源制度を堅持するとともに   一般財源の投入を大幅に拡大すること。  3 公共投資重点化枠については、高規格幹線道路網や地域高規格道路等の整備及び情報通信   基盤である電線共同溝(C・C・BOX)の整備に重点的配分を行うこと。  4 県内の広域的なネットワークを形成し、活力ある地域づくりを推進するため、一般国道等   幹線道路網の重点的整備を図ること。  5 人に優しい道路づくりや良好な環境創造のための道路整備に積極的に取り組むとともに、   総合的な交通安全対策を推進すること。  6 地方の道路整備財源の充実強化を図ること。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。   平成6年12月20日                                     高岡市議会  なお、提出先は、内閣総理大臣、大蔵大臣、建設大臣、自治大臣、以上であります。  議員各位の御賛同をよろしくお願いをいたします。
    55 ◯議長(柳清利勝君) 山沼成敏君の提案理由の説明が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               委 員 会 付 託 の 省 略 56 ◯議長(柳清利勝君) お諮りいたします。  本案につきましては、質疑、討論の通告がございませんので、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 57 ◯議長(柳清利勝君) 御異議なしと認めます。  よって、議員提出議案第9号は、委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               採             決 58 ◯議長(柳清利勝君) これより、採決を行います。  議員提出議案第9号 道路整備促進に関する意見書について  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。       〔賛 成 者 起 立〕 59 ◯議長(柳清利勝君) 起立全員であります。  よって、議員提出議案第9号は、原案のとおり可決されました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議 員 提 出 議 案 の 上 程 60 ◯議長(柳清利勝君) 次に、日程第5 議員提出議案第10号を議題といたします。  議員提出議案第10号 第55回国民体育大会開催に関する決議について 石灰昭光君より、提案理由の説明を求めます。       〔15番(石灰昭光君)登壇〕 61 ◯15番(石灰昭光君) 今世紀から次の世紀につなぐ節目西暦2000年、平成12年に開催されます第55回国民体育大会、本県正式開催に向け、本市議会としても全面的に支援する意思を明確にすべく、本日ここに全員の総意をもって決議をしたく、提出者を代表し、文案を朗読いたします。              第55回国民体育大会開催に関する決議  平成12年に富山県で開催される第55回国民体育大会は、広く市民がスポーツに親しみ、本市における体育・スポーツをさらに広範に普及・発展させるものとして意義深いものがある。  また、生涯スポーツの振興に寄与するとともに、市民の健康の保持・増進と体力向上を図り、健康で豊かな活力ある市民生活の実現と地域文化の発展に貢献するところ極めて大であり、競技開催に寄せる市民の期待はまことに強いものがある。  したがって、本市は会場の整備をはじめとして、その目的達成のため、今日まで市民の総意のもとに努力を重ねているところである。  よって、高岡市議会は、第55回国民体育大会の開催に当たり、本市において、水泳(競泳・飛び込み)、サッカー(成年男子)、ボクシング(全種別)、自転車(ロードレース)、ソフトテニス(全種別)、軟式野球(成年男子一般A)及びバドミントン(全種別)の競技を開催されるよう強く要望する。  以上、決議する。   平成6年12月20日                                     高岡市議会  全員の御賛同をよろしくお願いをいたします。 62 ◯議長(柳清利勝君) 石灰昭光君の提案理由の説明が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               委 員 会 付 託 の 省 略 63 ◯議長(柳清利勝君) お諮りいたします。  本案につきましては、質疑、討論の通告がございませんので、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 64 ◯議長(柳清利勝君) 御異議なしと認めます。  よって、議員提出議案第10号は、委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               採             決 65 ◯議長(柳清利勝君) これより、採決を行います。  議員提出議案第10号 第55回国民体育大会開催に関する決議について  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。       〔賛 成 者 起 立〕 66 ◯議長(柳清利勝君) 起立全員であります。  よって、議員提出議案第10号は、原案のとおり可決されました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               閉会中の継続審査の件 67 ◯議長(柳清利勝君) 次に、日程第6 閉会中の継続審査の件を議題といたします。  議会運営委員長及び各常任委員長から、それぞれの所管事項の調査について、お手元に配付いたしました継続調査事件一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  本件は、各委員長からの申し出のとおり、継続審査とすることに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 68 ◯議長(柳清利勝君) 御異議なしと認めます。  よって、各委員長からの申し出のとおり、所管事項の調査につきましては、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ───────────────────────────────────────               閉会中継続調査事件一覧表 議会運営委員会  1 次期定例会又は臨時会の日程等議会の運営について  2 会議規則、委員会条例等議会関係の条規の制定、改廃について  3 議長の諮問に関する事項について 総務文教常任委員会  1 市政の総合企画について  2 財政計画及び財政運営について  3 市税その他財源の確保について  4 義務教育内容の充実及び教育施設の整備について  5 社会教育及び社会体育について  6 文化振興及び文化財の保護について  7 その他総務文教所管に関する事項 民生病院常任委員会  1 社会福祉及び児童福祉対策について  2 老人福祉及び老人医療について  3 国民健康保険及び国民年金について  4 保健衛生及び救急医療について  5 公害対策及び交通安全対策について  6 清掃事業について  7 市民病院事業について  8 その他民生病院所管に関する事項 経済消防常任委員会  1 商工業の振興について  2 勤労者対策について  3 観光対策について  4 農林水産業の振興について  5 農業生産基盤の整備について  6 消防対策について  7 その他経済消防所管に関する事項 建設水道常任委員会  1 道路及び橋梁の整備、維持について  2 住宅対策について  3 都市計画について  4 土地区画整理事業について  5 公園の整備及び緑化の推進について  6 下水道事業について  7 水道事業について  8 その他建設水道所管に関する事項   ───────────────────────────────────────
                  議 長 あ い さ つ 69 ◯議長(柳清利勝君) 以上で、本日の日程は、全部終了いたしました。  今期定例会を閉会する当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  去る7日に開会いたしました12月定例会も、本日ここに全案件を議了し、無事閉会の運びとなりましたことは、まことに御同慶にたえない次第でございます。  この間、議員各位におかれましては、終始慎重に御審議を賜るとともに、議会運営にも御協力をいただきまして、厚く御礼を申し上げます。  また、市当局におかれましては、審議に際し、種々御対応をいただきましたことに深く御礼を申し上げますとともに、審議の過程で出されました意見、要望等を十分配慮いただきまして、今後の市政執行に反映されますよう要望いたします。  さて、バブル経済崩壊後の長引いた不況の下で迎えた平成6年もさまざまなことがございました。世界的には地域紛争、民族間紛争が頻発し、国内では、自民・社会・さきがけの連立による村山政権が誕生いたしました。また、記録的な猛暑、少雨による干ばつ被害、急激な円高の影響による企業の空洞化現象、いじめによる自殺問題など暗いニュースが続きました。このような暗い世相の中、日本初の女性宇宙飛行士向井千秋さんが誕生し、また大江健三郎さんがノーベル文学賞を受賞するなど、多くの子供たちに夢と希望を与えました。  一方、本市に目を転じてみますと、御旅屋再開発ビル「セリオ」、高岡スポーツコア、高岡文化の森の高岡市美術館がオープンし、多くの市民の関心を集めております。また、高校総体、全国生涯学習フェスティバル等が開催され、全国から多数の人々が本市を訪れ、万葉の里高岡を満喫されたことと思うのであります。  しかし、長引く不況は確実に本市の財政に影響を与え始めております。このような厳しい状況の中で、今後、市民病院の改築、総合斎場の整備、緑化フェアの準備など、幾つもの諸事業・諸施策を市民・当局・議会が一体となって困難に立ち向かい、それを乗り越えて、特色と個性のある心豊かなまちづくりを進めていかなければならないと考えております。  終わりになりましたが、議員各位並びに市長はじめ当局の皆様方におかれましては、健康に十分御留意いただきまして、希望に満ちた新春を迎えられますようお祈りを申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               閉             会 70 ◯議長(柳清利勝君) これをもちまして、今期定例会を閉会いたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 71 ◯議長(柳清利勝君) 御異議なしと認めます。  よって、平成6年12月高岡市議会定例会を閉会いたします。   ────────────・─────────────・────────────                                 閉会 午後2時29分 地方自治法第 123条第2項の規定により署名する。    高岡市議会議長    高岡市議会副議長    会議録署名議員    会議録署名議員    会議録署名議員 Copyright © Takaoka City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...